悼む人 [本]
図書館で予約していて、やっと回ってきました。
王様のブランチで、ブックコメンテーターの松田哲夫さんが、
「ぼくが21世紀になって読んだ本のナンバーワンです。」
と、紹介していた本です。その後、直木賞も受賞しましたね。
「ぼくが21世紀になって読んだ本のナンバーワンです。」
と、紹介していた本です。その後、直木賞も受賞しましたね。
成長していく中で、身近な人や、生き物の‘死’と、
何度となく向き合ってきた青年が、何かに突き動かされるように、
旅を続けながら亡くなった人たちの‘死’を「悼んで」いく、という話。
何度となく向き合ってきた青年が、何かに突き動かされるように、
旅を続けながら亡くなった人たちの‘死’を「悼んで」いく、という話。
青年と出会ったすべての人も、私のような読者も、
きっとみんなが、どうしてそんな旅を続けているのか、疑問に思います。
正直に言うと、読み終えた今でも、私にはその答えがよくわかりません。
でも、話の中に出てくる、たくさんの‘死’というものを通して、
きっとみんなが、どうしてそんな旅を続けているのか、疑問に思います。
正直に言うと、読み終えた今でも、私にはその答えがよくわかりません。
でも、話の中に出てくる、たくさんの‘死’というものを通して、
逆に、‘生きる’ということを、とても考えさせられました。
自分は誰かの力になれているのかな・・・。
自分は誰かの力になれているのかな・・・。
以前映画にもなった、天童荒太さんが書いた『包帯クラブ』は、
この『悼む人』から派生した小説だそうです。
『悼む人』での‘死’が、『包帯クラブ』では‘(心の)傷’にあたるとか。
この『悼む人』から派生した小説だそうです。
『悼む人』での‘死’が、『包帯クラブ』では‘(心の)傷’にあたるとか。
こちらは高校生が主人公の話なので、『悼む人』より読みやすいかと思います。
先にこちらから読んでみるのも良いかも、です^^
先にこちらから読んでみるのも良いかも、です^^
私も、改めて、もう一度読んでみようかと思っているところです。
包帯クラブ The Bandage Club (ちくまプリマー新書)
- 作者: 天童 荒太
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
2009-04-14 22:37
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